実写リトルマーメイド 批判から絶賛された理由7選!

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2023年6月に公開され、様々な論争を巻き起こした実写版「リトルマーメイド」。
日本では先日(2025年3月21日)に金曜ロードショーで放送され、驚きの”手のひら返し現象”が起きています。公開当初「嫌だ」「ひどい」と酷評していた人々が、実際に見てみると「これは良い」と評価を一転。
一体何が起きているのでしょうか?

人間の心理って不思議だね。

かつての批判と現在の評価を徹底比較してみました!

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目次

1. 実写版リトルマーメイドを巡る批判と論争の経緯

1-1. ハリー・ベイリーのキャスティングに対する反発

実写版「リトルマーメイド」が発表された当初、最も大きな話題となったのがアリエル役にハリー・ベイリーという黒人女優が起用されたことでした。

「アリエルは白い肌で赤毛」というアニメ版のイメージが強かったファンからは、「イメージと違いすぎる」「原作を尊重すべき」という声が上がりました。特に日本を含むアジア圏では、「アリエル=白人」というイメージが定着していたため、違和感を覚える人が多かったようです。

あるXユーザーは当時こう投稿していました:

「差別とかじゃなくて、単純にアニメを実写化って言ってるならそのアニメの設定に沿った配役のリトルマーメイドが見たかったなぁ。アニメのアリエルが好きなだけにすごくショックだわ」

1-2. 原作アニメとのイメージギャップ問題

キャスティングだけでなく、アニメのキャラクターたちを実写化することへの懸念も大きかったのです。特にフランダーやセバスチャンといった海の仲間たちが、実際の魚や蟹の姿で表現されることへの違和感を多くの人が指摘していました。

「リトルマーメイドは全く見る予定がないが、アリエルがブラックウォッシュされたことよりも取り巻きのキャラクターが単純に魚介類にされたことの方がショック。キャラクターがただの喋る魚介類だよ?キレてもいいでしょ」

CGの質も心配されていました。高品質な海中表現が期待できるのか、アニメの美しい世界観を実写で再現できるのかという疑問の声も多く見られました。

1-3. メディアでの炎上と世論の二極化

公開前から論争の的となった実写版「リトルマーメイド」。予告編には100万件以上の低評価が付けられ、SNS上では激しい議論が交わされました。「ポリコレに配慮しすぎ」という批判と、「芸術的表現の自由」という擁護の声が対立。

一方、少女たちがアリエル役のハリー・ベイリーを見て喜ぶ映像も話題となり、「自分に似た姫が見られて嬉しい」という声も広がりました。こうして映画公開前から世論は二極化していたのです。

@freeda_en

Representation matters. This message emerges stronger than ever from the reactions of so many black girls and young women towards the first trailer for the new Disney live action dedicated to The Little Mermaid. The trailer shows the actress who plays Ariel, Halle Bailey, singing the song “Part of Your World”. #Freeda #Diversity #TheLittleMermaid #HalleBailey

♬ Canyons – Official Sound Studio

子どもたちの笑顔が一番大事だよね。

2. 金ロー放送後に変わった評価の実態

2-1. SNSで広がる「意外と良かった」の声

そんな中、先日日本で金曜ロードショーにて放送された実写版「リトルマーメイド」。放送後、SNSにはこんな声が溢れました:

「実は反省したんだ。リトルマーメイド、実写のアリエルがどうしても受け付けなくて見なかった。映画の出来は素晴らしかった。演技もとてもよかった。映画として大変感動させられたし、声の出せない役どころで、表情がとてもアリエルそのものだった。アニメ映画、リトルマーメイドへの敬意があった」

これらの投稿からわかるように、実際に作品を見た人の多くが「意外と良かった」と評価を一転させているのです。

2-2. 称賛されているポイント3つ

実写版「リトルマーメイド」で特に高く評価されているポイントは以下の3つです。

  1. ハリー・ベイリーの歌唱力と演技
    当初懸念されていたキャスティングですが、彼女の圧倒的な歌唱力と表現力が多くの視聴者を魅了。「声の出せない役どころで、表情がとてもアリエルそのものだった」という声が多く見られます。
  1. 美しい海中シーンの映像美
    CGの出来が心配されていましたが、実際には「海の表現が綺麗で絶対に映画館で見たい映画」と称賛される仕上がりに。アンダー・ザ・シーのシーンも多くの人が楽しんだようです。
  1. ヴァネッサの完璧な悪役ぶり
    アースラが変身するヴァネッサの美しさも大きな話題に。「そりゃエリックも心を奪われるに決まってる」「ディズニーの実写化でヴィランズのキャスティングだけはどの作品も完璧」との声が。

2-3. それでも残る批判的な意見

ただし、すべての人が評価を変えたわけではありません。「白雪姫の実写版を見て号泣 リトルマーメイドを見て号泣 ディズニー映画って実写化しても世界観壊さず裏切らないから大好き」という意見もあれば、映像の質に物足りなさを感じる人もいます。

また、「アニメーションとしてただ忠実に再現してほしかった」という意見も根強く、キャスティングへの不満も完全に消えたわけではありません。

全ての人が納得することは難しいよね。

3. 実写版リトルマーメイドの7つの論争ポイントを検証

3-1. ハリー・ベイリーの演技と歌唱力

最大の論争点だったハリー・ベイリーのキャスティング。彼女は10歳の時にYouTubeにビヨンセの曲「Pretty Hurts」のカバーを投稿して注目を集め、2016年のビヨンセのツアーでオープニングを任されるほどの実力者です。

彼女の歌声についてはほぼ全員が「素晴らしい」と評価。「この方のピアノ/上手すぎて…ディズニーのオープニング聞いたりリトルマーメイドの実写がさらに待ち遠しくなってきた」という声や、「映像的に不気味な部分があったりしたけど、基本的なストーリーはオリジナルのリトルマーメイドそのままだったし、歌が異常に上手かった」との評価も。

何より、「見た目はともかく声は完全にアリエルだな」という声が多く、キャスティングの最大の成功点と言えるでしょう。

3-2. CGの出来栄えと海の世界観

当初懸念されていたCGの質ですが、評価は分かれています。「アバター2と比べてしまうとやはり見劣りする」という声もある一方で、「海の映像の表現力が、現実にリトルマーメイドの世界があるんだ!と思わせてくれる」という高評価も。

特に「水中表現はアバター2の方が凄かった。でも海中の映像として、アンダー・ザ・シーくらいしか絵面で特段楽しいところはなかったかな」という分析もあり、技術的には高いものの、演出面での物足りなさを感じる人もいるようです。

3-3. ストーリー改変の是非

原作からの変更点についても評価が分かれていますが、金ローで放送後の反応を見ると「原作リスペクトが感じられた」という声が増えてきています。

「『リトル・マーメイド』の実写化に伴う変更点はどれも素晴らしいんですけど、逆にアニメ版からあえて変えていない要素もやはり好きで、特に最高なのはトリトン王の『しかし一つ問題が残るな、娘がいなくなるのは寂しい』というセリフです。」

アニメ版で削除された「足の描写が痛む」という原作の要素が実写版で復活したことも評価されています。

3-4. フランダーとセバスチャンのデザイン

批判が多かったのがフランダーとセバスチャンのビジュアル。実際の魚や蟹を基にしたリアルなデザインが、アニメ版の可愛らしいキャラクター性を損なっているという意見が多くありました。

「まだ百歩譲ってフランダーは許せても、セバスチャンが『リアルな蟹』で表現されていることに、SNS上でひどい!と反応があがっています」

一方で金ロー放送後には「このセバスチャン、蟹すぎる(笑)これも含めて、どのように製作された実写バージョンなのか、楽しみですね!」という好意的な声も見られるようになりました。

3-5. ポリコレ批判は正当だったのか

「ポリコレに配慮した配役」という批判は、特に日本では根強く見られました。しかし実際に作品を見た人からは

肌の色が~とか言い出すと時代背景的にもディズニーの実写が白人だらけになっちゃうからそこは全然気にならない

という声も。

また、「ディズニーは表現の自由について語っています。リトルマーメイドの原作はデンマーク人で、デンマーク人の中には、黒人・赤髪の人もいます」という反論もあります。肌の色よりも、ハリー・ベイリーの才能が評価される流れになってきているのは興味深い点です。

3-6. 他の実写版ディズニー作品との比較

「美女と野獣」「アラジン」「シンデレラ」などの実写版と比較しても、「リトルマーメイド」は評価が分かれる作品でした。しかし金ロー放送後には「実は一番良かった」という声も。

「美女と野獣もシンデレラもアラジンもプリンセス達の実写が本当に良かったのにアリエルにめちゃくちゃ期待値上げてしまってたのもあるかもなぁ」

この比較から見えるのは、期待値の高さが批判につながりやすいという点。特に「リトルマーメイド」はディズニープリンセス作品の中でも人気が高く、ファンの期待値も相当高かったと言えるでしょう。

特に「リトルマーメイド」はディズニープリンセス作品の中でも人気が高く、ファンの期待値も相当高かったと言えるでしょう。

3-7. ヴァネッサの魅力

意外にも高評価を集めているのがヴァネッサの存在。「実写リトルマーメイド、ヴァネッサのビジュアルが完璧なのよ」「そりゃエリックも心を奪われるに決まってる」などの声が多く見られます。

ディズニーの実写版では悪役のキャスティングと演技が光る傾向があり、リトルマーメイドも例外ではなかったようです。「ディズニーの実写化はヴィランズのキャスティングだけはどの作品も完璧」という評価も。

4. 白雪姫実写版と比較して見えてくるもの

興味深いのは、つい先日炎上した実写版「白雪姫」と比較されることで、リトルマーメイドの評価が相対的に上がっている点です。

「3/20に白雪姫観て号泣 3/21にリトルマーメイド観て号泣 ディズニー映画って実写化しても世界観壊さず裏切らないから大好きです」

一方で、「リトルマーメイドのほうがまだマシ」という意見も目立ちます。

「白雪姫実写版のひどい評判を見て、リトルマーメイドはまだ原作リスペクトがあったなと思い始めた」

これは単純に「白雪姫」の評価が低いことでリトルマーメイドが再評価されているとも言えますが、「原作への敬意」という観点でリトルマーメイドが見直されている点は興味深いですね。

5. まとめ

なぜ多くの人がリトルマーメイドへの評価を変えたのでしょうか?その理由は主に3つあると考えられます。

多くの人が評価を変えた理由は主に以下の3点です:

  1. 先入観と実体験のギャップ – 予告編やキャスティングだけで判断していた人が実際に作品を見て印象が変わった
  2. ハリー・ベイリーの才能 – 批判の的だったキャスティングが、彼女の圧倒的な歌唱力と演技で成功を収めた
  3. 他作品との比較 – 特に白雪姫実写版との比較により、「原作リスペクト」の面で再評価された

テレビ放送で多くの人が気軽に視聴できたことも大きいでしょう。
「見る前から嫌い」という先入観を捨て、実際に見ることで新たな発見があるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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