今回は、「宇宙人がペットを連れ去る」動画がSNSで話題になっている件について調査しました。

私も連れて行かれそうになったよ。
実際にどのアプリで、どんな手順で作られているのか?無料でできるのか?
気になる情報をまとめました。
宇宙人がペットを連れ去るAI動画がバズっている理由


猫や犬の写真をアップロードするだけで、宇宙船や宇宙人が登場し、ペットが空中に引き上げられていくというユニークな映像が自動生成されるものです。
特にTikTokやXを中心に人気が広まり、



なんでうちの猫が急に犬になるの?



なぜ2匹に分裂して連れ去られるの?
といったAIの“おかしな誤作動”も話題になっています。
宇宙人のテンプレートがあるのはCapCutというアプリ
調査の結果、多くの動画には「CapCut」というロゴが入っており、このアプリを使って作られていることが判明しました。
CapCutとは?
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | ByteDance(TikTokと同じ会社) |
利用料金 | 基本無料(有料版あり) |
対応端末 | スマホ(iOS/Android)、PC、ブラウザ |
特徴 | テンプレート選択型、初心者でも編集可能 |
CapCutには「AI宇宙人が迎えにきてくれる」といったテンプレートが存在しており、画像を選ぶだけで簡単に動画を生成できます。
宇宙人動画の作り方と注意点
実際に作成してみた手順を以下にまとめます。


宇宙人テンプレートを使った作り方(Android版で検証)
- CapCutをインストールする
- アプリを起動し、「テンプレート」タブをタップ
- Googleアカウントなどでログイン
- 「宇宙人 ペット」などでテンプレート検索
- 「AI宇宙人が迎えにきてくれる」を選択(※見つからない場合あり)
- 画像を選び、「次へ」→ AI処理を待つ(1〜2分程度)
- 「エクスポート」で動画を保存またはSNSで共有
※テンプレートタブが「チュートリアル」になっている場合は、一度戻って「編集」に入り直すと切り替わるようです。
宇宙人テンプレートの“クレジット制”に注意
今回、実際に使用してみたところ、
「このテンプレートを使用するにはクレジット275が必要です」
と表示されるケースがありました。
これはCapCut内で導入されているポイント制で、以下のような仕組みです。
クレジット制とは? | 説明 |
---|---|
無料テンプレート | クレジット消費なしで使用可能 |
有料テンプレート | クレジット消費あり(例:275クレジット) |
クレジットの入手 | アプリ内課金またはキャンペーンなどで付与 |
無料で使いたい場合は、テンプレートに「無料」と表示されたものを選ぶ必要があります。



私の場合はクレジットを使用したからか、1回でちゃんとした
動画ができたよ。



何回かやり直したって人の投稿も見た。
宇宙人動画の成功例と失敗例
画像によって、AIの挙動が大きく変わることがわかりました。
成功パターン


- ペットの顔が大きく、画面全体に映っている
- 背景がシンプルで認識しやすい
失敗パターン
- ペットが小さく複数写っている
- 顔が見切れている
- 類似した別の動物が登場する
たとえば、1枚目はうまくいったものの、2枚目では似た別の猫が現れて2匹とも連れ去られるという珍現象が起きました。
人の写真でやってみたけど、うまく連れ去られなかったし、人の顔も知らない人に変わってしまいました。



未完成だからこそ面白いというのもあるw
宇宙人テンプレート使用後のエクスポートと保存方法
作成した動画は、アプリの「編集」→「プロジェクト」から確認可能です。
万が一、エクスポートし忘れても、ここから再度保存することができます。
また、TikTokへ直接エクスポートすると、CapCutロゴ(ウォーターマーク)が表示されないという仕様になっているようです。



CapCutで作ったものを、どんどん拡散して欲しいからだね。
宇宙人テンプレートをもっと使いたい場合の有料版情報
CapCutには「Pro版(有料)」もあり、以下のような機能拡張が可能です。
機能 | 無料版 | Pro版 |
---|---|---|
使用可能テンプレ | 一部制限あり | プレミアム含めすべて使える |
ロゴ削除 | TikTok限定 | 常時非表示可 |
ストレージ容量 | 制限あり | 最大1TBまで |
クレジット制限 | 使用時に必要 | 無制限で使用可能 |
無料でも十分楽しめますが、ストレージ不足やテンプレ使用制限が気になる方はアップグレードを検討しても良いかもしれません。
まとめ
CapCutを使えば、宇宙人がペットを連れ去るというユニークな動画を誰でも簡単に作成できます。
無料テンプレも多く、SNS映えするコンテンツとして一度は試す価値があるでしょう。
画像選びやクレジット制には注意しつつ、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。



最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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