タレントの中川翔子さん(愛称:しょこたん)は、そのオタク的キャラクターと猫好きでも知られています。しかし2018年、彼女のSNS上で起きたある出来事が大きな物議を醸しました。
それが俗に「中川翔子 他人猫事件」と呼ばれる炎上騒動です。

なんだかあの頃のことがまたぶり返されているみたいだね?
本記事(前編)では、この事件の詳細な経緯を時系列で整理し、「なぜ炎上したのか?」その背景と理由を徹底解説します。事実関係に基づき、憶測ではなく確認できる情報だけをまとめます。
中川翔子「他人猫事件」とは何か?概要と発端


中川翔子さんの「他人猫事件」とは、自身の飼い猫が亡くなったとする追悼投稿に、他人の猫の写真を使用してしまったことで発生した炎上騒動です。
事の発端は2018年、中川さんがXで愛猫の訃報を写真付きで報告した投稿でした。投稿直後、中川さんのフォロワーの一人から「それ、うちの子(猫)やーーー!!!」という驚きのリプライが寄せられます。なんと、中川さんが「亡き愛猫の写真」として載せていた画像の一部が、そのフォロワー自身が以前中川さんに送った飼い猫の写真と酷似していたというのです。



”事件”て呼ばれるくらいだから、相当みんな反応したんだろうね。
中川翔子 他人猫事件の経緯(時系列)
炎上に至るまでの流れを、当時の状況に沿って時系列で見てみましょう。以下の表に主要な出来事をまとめます。
日時(2018年) | 出来事・動き |
---|---|
6月29日 (朝頃) | 中川翔子がTwitterで愛猫が亡くなったことを報告。複数の猫写真を添付し、「股朗(愛猫)がいつも兄弟猫ぽこにゃんと抱き合っていたので寂しい、信じられない」と投稿。ファンから多数の弔意コメントが寄せられる。 |
投稿数十分後 | とある一般ユーザー(@ayurisan_)がリプライで「驚きました、写真の白黒の子(猫)がうちの子にそっくりです。ご冥福をお祈りします」と返信。当初そのユーザーは自分の猫によく似た写真だと驚くだけだった。 |
さらに直後 | 上記ユーザーが続けて「しょこたんーーー!やっぱりその写真うちの子やーーーーー!!!!」と投稿。自身の過去の投稿画像と照合した結果、中川さんの投稿中「4枚目の写真」が自分の飼い猫の写真そのものであると気付き報告。「以前リプライで画像を送っていました…。保存してくれていたのですね…とても嬉しく思いました!ですが水を差すようで申し訳ないのですが報告だけさせていただきます」と丁寧に伝えた。 |
指摘発覚後 | 中川翔子は問題のツイートを速やかに削除。しかしこの時点で詳しい説明や謝罪はなく、沈黙を貫いた(後述)。 |
6月29日〜7月初旬 | ネット掲示板やSNS上で騒動が拡散。「他人の猫画像を自分の猫と偽装した」「虚言ではないか」と批判が噴出。中川さんの投稿削除により真相は不明なまま議論が加熱した。 |
2018年8月 | ネット上で本件を扱うまとめブログや記事が増加。騒動は沈静化しつつも、中川翔子の過去の言動も掘り下げられ「虚言癖では?」との声が強まる。以降、この件が折に触れ語られるようになり、「他人猫事件」として半ば伝説化する。 |
※上記の経緯は当時のTwitter上の投稿やユーザーの発言を元に再現したものです。
中川さん本人は投稿削除以降、詳細な説明を公には行っておらず、公式の時系列発表がないため、ネット上の証言や報道を総合した推定となります。



芸能人が投稿を削除すると、どうしたの?
と思ってしまうよね。
炎上の理由1: 他人の猫写真を使ったことへの批判
ペットを家族同然に思う人は多く、亡くなったペットを悼む投稿に見知らぬ他人の猫の写真を使う行為は極めて配慮に欠けるものと受け止められました。事実、この写真の誤用が発覚した後、ネット上では



なぜそんなことを?



しょこたんってそんな人だと思わなかった。。。
と強い批判が巻き起こりました。
中川さんの投稿は亡き愛猫への想いを綴ったものでしたが、その添付写真の一部が赤の他人の猫だったことで、投稿の信憑性そのものが揺らいでしまったのです。「本当に飼い猫が亡くなったのか?」といった疑問すら呈する声も出る事態となりました。追悼という本来悲しむべきシーンにおいて事実と異なる(ように見える)写真を使ったことが、人々の不信感と不快感を招いたのです。
炎上の理由2: 説明や謝罪の欠如が招いた不信


写真流用の指摘を受けた中川翔子さんは、問題のツイートを削除したものの、その後明確な説明や謝罪を公に行いませんでした。この対応のまずさ(沈黙)が火に油を注ぐ結果となっています。
事実関係の説明が一切なかったため、ファンや世間は「なぜそんなことをしたのか?」が分からないまま取り残された状態になりました。その結果、
- 単純な画像取り違えのミスだったのか、
- 故意に話を盛るための虚偽だったのか、
判断できず、かえって憶測と批判が飛び交う温床となってしまったのです。特にネット上では「また嘘をついたのでは」といった猜疑心が生まれ、中川さんに対する不信感が一層高まりました。



一度募った不信感ってなかなか消えないもんね。
当の中川さんが釈明しない以上、疑惑は晴れないまま残ります。「なぜ他人の猫写真を使ったのか、その正確な理由は不明なままです」と報じるメディアもありました。
炎上の理由3: 過去の言動による「虚言癖」イメージ
過去の例として、2011年には「人とじゃんけんするのは小学生以来」と発言したものの、実際にはファンイベントでじゃんけん大会をしていた事実が判明し「嘘つき」と批判された件があります。



これは別に許してあげてよw
また2014年には、動物愛護を訴える一方で自身のブランドでウサギのリアルファー製品を販売していたことが発覚し、「偽善だ」と炎上したこともありました。



これは擁護できないな
特に動物関連では、2014年の「保健所騒動」も有名です。
女子大生が保護した子猫を里親探しのため保健所の譲渡会に託そうとした際、中川さんがXで「保健所に連れて行くなっ」と感情的に非難し、結果的にその女子大生がアカウント削除に追い込まれる事態となりました。
この件では中川さんに早合点と配慮欠如との批判が集まりました。



アカウント削除までというのはやりすぎだけど、保健所に連れていくと動物が殺されちゃうから、それを止めたかったんだろうね。
以上のように中川翔子さんの言動には以前から矛盾や誤りが指摘される出来事が積み重なっており、「他人猫事件」の際にも「またか」という見方が広まったのです。
実際、2025年の別件炎上(後述)でさえ「猫事件を風化させてはいけない」と過去のこの件を蒸し返す声が上がったほどで、中川さんの信頼を損なう決定打の一つとして記憶されています。
まとめ:前編のポイント
以上、前編では中川翔子「他人猫事件」の経緯と炎上に至った理由を整理しました。本件が炎上した主なポイントは以下の通りです。
- 他人の猫写真を使用したことへの嫌悪感・不信感:ペットの死というデリケートな場面で事実と異なる写真を使ったことが、多くの人に「不誠実」「非常識」と受け止められた。
- 投稿後の対応への批判:指摘を受けた中川さんが投稿を削除したものの、説明や謝罪が無かったため疑念が残り、炎上が拡大した。
- 積み重ねられた不信:以前からの発言ブレや虚言疑惑のイメージがあったことで、「また嘘をついたのでは」と世論が過敏に反応し、批判に拍車がかかった。
後編では、この「他人猫事件」に対する世論の反応をさらに詳しく見ていきます。



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