最近X上で話題になったのが、「O型・50歳以下の日本人に半分の肝臓を提供してほしい」という募集投稿。しかも報酬は2000万円。

何っ!?怖いんだけど!!!
さらに、日本の大病院で手術を行い「日常生活に影響なし」と説明されています。
そんなことあるのでしょうか?
SNSで炎上中の「肝臓提供募集」投稿とは?
これが問題の投稿。




ChatGPTによる翻訳はこちら
1枚目:中国人は本当にお金があれば何でも手に入ると思っているのか??
日本でこんなことをしているの???
急募:【日本在住】のO型、50歳以下の【自発的】に半分の肝臓を提供してくれるパートナーを探しています。日本の正規の大病院で手術を行い、正常な生活に影響しないことを保証します。報酬2000万円! 栄養費は別途相談。
離譜……(常識外れ)お金があれば何でもできると思っている
偶然、中国人コミュニティのグループでこの情報を見かけました。
2枚目:肝臓には非常に強い回復力と再生能力があります。もし肝臓を半分切除しても、残りの肝臓は正常に機能できます。
たとえ肝臓の75%を切除しても、肝臓は完全に元の大きさまで回復することができます。
肝臓提供者募集中!
O型、50歳以下、【自発的】に半分の肝臓を提供してくれるパートナーを探しています。日本の正規の大病院で手術を行い、正常な生活に影響しないことを保証します。



こわい。こわい。怖いしか出てこない。
SNSの反応







言われてみれば、なぜ日本人なんでしょうか??







確かに子どもがいる人は、出かけるときに注意してね!



肝臓だけでは済まない予感わかる。
なぜこの肝臓提供は「日本人限定」なのか?
肝臓適合性の問題とは?
肝臓移植において「適合性」とは、提供者と受け取り側の体の相性を指します。特に以下のポイントが重要視されます。
- HLA適合性(ヒト白血球型抗原):免疫反応を起こしにくくするための遺伝的相性
- 血液型:基本的には一致が望ましい
- 体格や肝臓のサイズ:提供者と受け手の体格が近いと移植しやすい
日本人の提供者であれば、アジア系の患者との間でこれらの条件が合いやすいため、日本人を対象にしていると考えられます。
法制や医療レベルの問題
- 日本の法制度は国際的にも信頼されやすい
- 透明性や監査制度が整備されており、不正が発覚しやすい仕組みになっている。
- 中国内の不正臓器売買問題との差別化
- 国際社会からもたびたび批判を受けている中国の臓器取引事情とは一線を画そうとしている可能性がある。
日本では「臓器売買禁止」
- 法律上、臓器提供に金銭的規定を付けること自体が不正
- 報酬を提示している時点で疑問視される
- 提供の自由意思が金銭によって歪められる危険性が高く、倫理的にも大きな問題とされる。
実際に肝臓を半分提供したら体にどんな影響?
肝臓は再生能力が高いとはいえ…
提供後の影響 | 内容 |
---|---|
回復 | 約3ヶ月〜半年でほぼ元の大きさまで再生 |
仕事復帰 | 約1〜2ヶ月で軽作業復帰可能 |
手術リスク | 手術死亡率0.1%以下 |
合併症 | 感染症、出血、肺汁漏れ、肺不全など |
「日常生活に影響なし」は言過
肝臓ビジネスの暗黒面
公開された価格リスト(中国沿南省)
- 大人の肝臓:26万人民元(約61万円)
- 子供の肝臓:10万人民元(約77万円)
- 肝臓:半分にしても問題ないと説明
- 腎臓:16万人民元(約284万円)
- 心臓、角膜なども値段設定あり



値段設定されていること自体が、恐ろしいもんね。
日本のネット民も驚き



こんなリストが存在する現実…



子供の誘拐も頻発しているとは…



空いた口が塞がらないとはこう言うことだよね
まとめ
今回の「肝臓提供募集」炎上は、臓器売買ビジネスの暗黒面、日中間の倫理観の違い、日本の防犯意識の低さを演出させる結果となりました。
実際に半分の肝臓を提供することは、医学的にも命がけの行為です。安易に「報酬が高いから」と考えず、情報リテラシーを高め、容易な募集に乗らないよう注意しましょう。



最後までお読みいただき、ありがとうございます!
コメント