NTTドコモ・KDDI(au)が相次いで携帯料金の値上げを発表しました。
ソフトバンクも追随の姿勢を見せ、ついに大手3社が“値上げフェーズ”に突入。

1ヶ月1,000円も上がる?それきついなぁ。。
そんな中、静かに気を吐くのが楽天モバイルです。
果たして、他社が次々と価格を引き上げる中で、楽天はどのように立ち向かっていくのでしょうか?
携帯料金の値上げが止まらない!その裏にある業界のリアル
ドコモとKDDIが“高価格+付加価値”路線にシフト


新プラン「ドコモ MAX」は月額8,448円と高額ですが、スポーツ配信「DAZN for docomo(4,200円相当)」がバンドルされる形に。
とはいえ、「DAZN使わない人には損」との不満もSNSで多く見られます。
月額8,008円で、海外データ通信15日間無料や5G高速優先接続(Fast Lane)といった特典を追加。
通信の快適さや“エンタメ付き”という訴求力はあるものの、「値上げに付加価値を乗せただけでは?」という冷めた声も…。



使わない付加価値をつけられても、値上げに納得できない。



無理矢理感が否めないんだよなぁ。これ、納得する人いるの?



アンテナ設定に携帯料金値上げの背景があるとか….知らんし!
と、今回の大きな値上げに納得できない声しか見当たりませんでした。
ソフトバンクは値上げ検討中も“戦略の熟成中”


ソフトバンクの宮川社長は、ドコモとauの値上げについて「お兄ちゃん2人が先に動いたのはチャンス」と述べつつ、「急がず慎重に進めたい」と語っています。
また、他社の“強制付加価値プラン”に対しては、次のようにコメントしています。
「いらない機能をつけて値上げする構造ではWin-Winではない」
つまり、ソフトバンクは今、“納得できる値上げの形”を模索中というわけです。



携帯を使いこなしていない人も沢山いるから、宮川社長の考え方には賛成。
楽天モバイルはどう挑む?“逆張り価格”の勝負の行方
では、楽天モバイルはこの動きにどう対抗していくのでしょうか?


価格は据え置きのまま。無制限で月3,168円の「最強プラン」
楽天モバイルは、現時点で明確に「値上げの予定はない」と表明しています。
- 3GBまで:月額968円
- 20GB以上(無制限):月額3,168円
価格破壊とも言える料金体系で、大手3社に真っ向勝負を挑んでいます。
これに対し、楽天ユーザーは



携帯料金の値上げのニュースしているけど、大手3社だけ。楽天モバイル、値上げしたら嫌だぞ!



楽天に切り替えたばかりだから、このままの料金でいてほしい。
と楽天の値上げを恐れる声が多く見受けられました。
ただし、楽天の“弱点”は健在
しかし、楽天モバイルの通信インフラはまだ整備途上。
自社の基地局が不十分で、KDDIの回線をローミングで借りているのが現実です。
さらに、グループ全体の財務も重く、通信事業単体では赤字を脱却できていません。
「この価格で本当に続けられるのか?」という不安は、正直払拭できません。



海とか行くと、圏外になりがちなんだよね…
3大キャリアと楽天モバイルをざっくり比較
項目 | ドコモ | au | ソフトバンク(予測) | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
新料金プラン | ドコモ MAX | バリューリンク | 未発表(準備中) | Rakuten最強プラン |
月額料金(上限) | 8,448円 | 8,008円 | 未定 | 3,278円(無制限) |
主な付加価値 | DAZN無料バンドル | 海外通信+Fast Lane | 未定 | 特典なし・シンプル設計 |
値上げ状況 | 実施済 | 実施済 | 検討中 | 据え置き継続中 |
SNSでは楽天支持派も増加中?
「DAZNいらないし、やっぱ楽天で十分だった」
「auの海外特典、魅力だけど普段使わないから楽天でいい」
「回線が安定してきたら楽天が一番コスパいい説」
こうした声が増える中、楽天モバイルの“価格据え置き戦略”はある意味で消費者の共感を得つつあるとも言えます。



楽天はこれを機に新たなユーザー獲得となるのかな?
まとめ
今回は、物価上昇中の最中に携帯料金も値上げという衝撃なニュースを調査しました。
- ドコモ・KDDIは“付加価値型の値上げ”を強行。ソフトバンクも準備中。
- 楽天モバイルは価格据え置きで勝負を挑むが、体力的な不安は残る。
- 消費者は「価格」よりも「納得感」を重視する時代へ。
現在のところ値上げを発表していない楽天。これから値上げとなるのかどうか、注目です。



最後までお読みいただき、ありがとうございます!
コメント