イーロンマスク氏が率いる脳インプラント企業ニューラリンク(Neuralink)から、3人目の患者さんの脳チップのおかげで、”思考でタイピング”ができるようになったという新たなニュースが発表されました。

テレパシーじゃん!
AIの力も借りて「自分の声」で話せるまで回復したようです。
今回はイーロンマスク氏が率いる脳インプラント企業ニューラリンクの3人目の患者さんの衝撃体験・過去のトラブルについてまとめました。
脳チップを埋め込んだ第3の患者が語る驚きの体験
脳チップで「考えるだけ」でパソコン操作が可能に




いずれも手足が動かせない重度の麻痺患者で、SmithさんはALSのため全身麻痺・非発話の状態です。しかし今回のインプラント手術で状況が一変したようです。



信じられないような本当の話です!
思考でMacを動かす映像が公開
彼が共有した動画には、BCIを使ってMacのマウスカーソルを操作する様子が映っていました。


Smithさんは「考えているだけでコンピュータを動かせる」とも言っており、まさにSF映画のような世界が目の前にあるようです。
これに対しXでは、



健康は最も価値のあるものであり、科学はさらに進歩している



ブラッドさん、そしてニューラリンクチーム、おめでとうございます。本当に信じられない成果です。



ブラッドは自分では話せず、ニューラリンクを受けた3人目の人間です。ですが今では、自分の力でコミュニケーションが取れるようになっています。
と、この快挙に約9,000件近いコメントが集まりました。
AIとの連携で「自分の声」も再現
AIの支援によって、過去の音声データからSmithさんの声が再現され、会話が可能になったといいます。
テクノロジーの進化を実感させる事例です。
中には批判的な声も勿論ありました。



重い病気の治療にニューラリンクを使うという発想は好きだけど、
“人々がスーパーパワーを買う時代が来る”と考えると正直ゾッとする。



もしも自分の家族や知人が対象者だったらと考えると、声がまた聞けるっていうのは、本当に嬉しいよね。
脳チップの過去の不具合とニューラリンクの対応
脳チップの電極が外れるトラブルが発生


Bloombergの報道によれば、最初の患者に埋め込まれた脳チップの電極が数週間で外れ始めたことがあったそうです。この不具合により信号が不安定になったとのこと。



まだまだ実験段階なんだろうと思うけど、これってもう一度頭を切開して治したのかな?こわっ。
アルゴリズムの改良で信号を回復
ニューラリンクはこの問題に対し、ソフトウェアとアルゴリズムの調整を行い、信号の回復と性能改善に成功したようです。



アルゴリズムって言葉よく聞くけど、結局よくわからないw
動物実験でも脳内炎症の報告


過去の豚を使った実験でも、チップ埋め込み後に脳内に炎症が確認された例がありました。ただし、原因は明確ではなく、最終的には装置の欠陥ではないと判断されたようです。
イーロンマスクが描く脳チップ実用化の未来
さらに多くの患者にインプラント予定
ニューラリンクは2025年内にさらに臨床試験の対象を拡大する計画で、より多くの重度麻痺患者にチップを提供していくようです。
これに対しXでは、



“@elonmusk この技術はいつになったら、交通事故やバイク事故による脳損傷を受けた人たちにも役立つようになりますか?”
というように、「ALS以外の障害にも適用してほしい」といった期待の声も見られました。
脳チップで広がる応用可能性
麻痺患者の支援だけでなく、将来的には視覚障害者向けの人工視覚や、AIとの脳直結インターフェースなどへの応用も視野に入れているとされています。
サイボーグ時代の到来?


「思考で話す」「脳で操作する」そんな時代が本当にすぐそこまで来ているのかもしれません。
これに対しXでは、



未来はもう来てる。今すぐ乗るか飛び込むか、それとも取り残されるか。



モンゴ・マクマイケルはこの病気で亡くなったばかり。これは状況を変える技術になり得る。
と未来に期待する人たちの声で溢れていました。
イーロンマスクの描く未来は、想像以上に現実に近づいているようです。
まとめ
ニューラリンクが進める脳チップの実用化プロジェクトは、確かにトラブルも抱えていますが、着実に進化しているようです。3人目の患者が「脳でタイピングできるようになった」という報告は、まさにその象徴と言えるのではないでしょうか?
今後もイーロンマスクとニューラリンクの挑戦には注目していきたいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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