人気VTuberグループ「ホロライブ」で、2024年8月から続く卒業ラッシュが止まりません。今回は、最新の卒業発表となった七詩ムメイさんの涙の告白と、ホロライブを取り巻く状況、業界全体の動向について詳しく解説します。

VTuberも人間界の卒業シーズンと同じなのかな?
ホロライブ七詩ムメイの卒業発表がトレンド入り
VTuberグループ「ホロライブ」を運営するカバー株式会社は、所属タレントの相次ぐ卒業発表に揺れています。最新の発表では、4月28日に「七詩ムメイ」が卒業することが明らかになり、「卒業ラッシュ」がSNS上でトレンド入りする事態となりました。


この発表は、2025年3月6日に発表された紫咲シオン(4月26日卒業)に続くものであり、ファンコミュニティに大きな衝撃を与えています。
涙の卒業発表と「ネガティブな言葉を広めないで」の願い
七詩ムメイ本人は8分42秒に及ぶ涙ながらの動画で卒業の理由を説明。
卒業理由
- 会社との意見不一致
- 過去2年間に渡る慢性病による声への影響
を挙げ、「解決策を見つけるために一生懸命努力したが、これが自分にとって最もいい選択だと判断した」と話しています。また動画内で「ネガティブなことは言わないでほしい」と視聴者に呼びかけ、その誠実な姿勢に多くのファンから惜別と感謝のコメントが寄せられています。



翻訳もつけてまでムメイちゃんが気持ちを伝えてくれてるのでまずは動画を見てきて欲しい



ネガティブな事は言わないで欲しいって 本人が言っているので投稿内容は気をつけなきゃね。
国内外から溢れる悲しみと応援のメッセージ
七詩ムメイの発表を受け、YouTubeやXには国内外のファンから多数のコメントが寄せられている。「え、ムメイまで…?」「悲しすぎる」「嘘だあああ!?」といった悲嘆の声に加え、「ENで初めて知ったからただただ悲しい」「もう笑顔で見送ることしか出来ないですけど最後まで応援してます!!!!」といった応援メッセージも。
特に海外ファンからは



I love your art and songs! Thank you, Mumei. I wish I could have spent more time with you.
i love you



Memories from Minecraft, duets at live shows, and cherished memories that I will never forget! Loved!
「Thank you for everything Mumei」「We’ll miss you but we understand your decision」「Your happiness comes first」といった温かい言葉が英語、スペイン語、フランス語など様々な言語で投稿されており、その人気の高さと国際的な影響力を改めて示している。
相次ぐホロライブ卒業メンバーとその理由
半年間で7人が卒業または活動終了
過去約8ヶ月のタイムラインを振り返ると、ホロライブでは以下のメンバーが卒業または配信活動終了を発表している:
2024年8月 | 湊あくあ(卒業) |
2024年10月 | ワトソン・アメリア(配信活動終了、タレント所属継続) |
2025年1月4日 | セレス・ファウナ(卒業) |
2025年1月26日 | 沙花叉クロヱ(配信活動終了、タレント所属継続) |
2025年4月26日 | 紫咲シオン(卒業) |
2025年4月28日 | 七詩ムメイ(卒業) |
これだけの人数が短期間で卒業・活動終了することから、「卒業ラッシュ」と称される事態となっているようです。
「方向性の違い」と「健康問題」が主な卒業理由
卒業や配信活動終了の理由として多くのメンバーが挙げているのが
紫咲シオンさんは2018年にホロライブ2期生としてデビューし約7年間活動を続けてきたが、自身の配信で「特にここ数年で方向性の違いを強く感じるようになった」と明かしていた。
同時に健康上の問題も大きな要因となっています。
- 七詩ムメイさんは「慢性病による声への影響」
- 沙花叉クロヱさんは「稼働量が多すぎて通院が必要なレベルで体調を崩している」
と明かしていました。
ホロライブの急速な成長と企業としての方針転換が、メンバーたちとの間に齟齬を生むとともに、過密スケジュールによる心身への負担が重なっているケースも少なくないように見えます。
ホロライブカバー社の対応と業界の動向
谷郷代表の声明と株主からの懸念
一連の卒業ラッシュを受けて、カバー株式会社の代表取締役である谷郷元昭氏は自身のXにて声明を発表。


と心境を吐露した。
同時に谷郷氏は、タレントが才能を最大限に発揮できる環境整備について言及。EXPOや3Dライブ、企業タイアップ、音楽制作など多方面からの支援を行っていると説明した。また、運営体制の見直しにも触れ「私自身もタレントと直接対話する機会を設け、改善に向けた取り組みを進めています」と述べている。



実際にはどの程度改善ができているんだろう?
と思ってしまうよね。
この問題は視聴者だけでなく、カバー社の株主からも懸念の声が上がっているようです。同社は「ホロライブカードゲーム」などの新規事業で手堅い成長を見せる一方、タレントの卒業発表時には株価が大幅に下落することもあったそう。
VTuber業界全体における「卒業ラッシュ」の実態
調べてみると、実はこうした「卒業ラッシュ」の波はホロライブだけの現象ではありませんでした。
- ANYCOLORが運営する「にじさんじ」でも2024年は7人が卒業
また、「ななしいんく」からも多数の卒業者が出ており、ホリプロ運営の「ねくすとぴあ」では一挙に5人が卒業。さらに「viiins」のようにプロダクション自体が解散するケースもありました。



市場規模が右肩上がりとされるVTuber業界だからこそ、新人も増えるし卒業も増えるんだろうね。
ホロライブファンに求められる対応と今後の展望
ムメイの願い「ネガティブなことは言わないで」を尊重する
七詩ムメイさんは卒業発表の動画で「ネガティブなことは言わないでほしい」とファンに呼びかけています。その願いを尊重し、ファンは最後までメンバーたちの活動を前向きに応援することが求められています。
SNS上では



最後の配信まで楽しもう!



感謝の気持ちを伝えよう!
ネガティブなことは言わないようにしよう!



とても残念ですね。ムメイさんの健康が第一です。
批判するのはやめましょう!
といった呼びかけも増えている。
まとめ
ホロライブでの卒業ラッシュは寂しいけれど、七詩ムメイさんの言葉を胸に、最後まで笑顔で応援したいですね。彼女たちの新たな門出を祝福しつつ、残るメンバーたちも引き続き応援していきましょう。
VTuber業界はまだまだ発展途上。タレントさんたちが生き生きと活躍できる環境が整うことを願っています!



最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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