VShojo寄付金トラブルの真相と大規模脱退の経緯を調査

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今回は、2025年7月に発覚したVTuber事務所「VShojo」をめぐる寄付金未払いトラブルと、それに伴う大量脱退の実態について調査しました。

みんないなくなっちゃってびっくりしたよ。

各メンバーの告発や脱退表明の内容を時系列で整理しつつ、運営側の対応やファンの反応も取り上げています。

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目次

VShojoとは何か?そして今回なぜ注目されているのか

VShojoは、アメリカを拠点にしたVTuberエージェンシーで、所属タレントがキャラクターの権利を保持できる契約形態が特徴でした。日本展開も積極的に行っており、グループ「NOVA」のデビューなど注目を集めていました。

しかし2025年7月、寄付金未払い疑惑が発端となり、所属タレントが次々と脱退を表明。その背景には深刻な経営問題が潜んでいたようです。

VShojoの寄付金トラブルとは?

今回の中心にあったのは、Ironmouse(アイアンマウス)さんが主導したチャリティ活動でした。難病を抱える彼女は、免疫不全財団への50万ドル以上の寄付をVShojoに託していたものの、1年以上送金されていなかったというものです。

これは大問題だね。。

  • 2024年に配信で得た収益の一部を寄付する予定だった
  • 寄付先は免疫不全財団へ
  • VShojoが代理で送金を引き受けていた
  • 実際には1年以上も寄付が行われていなかった

この件を受けて、Ironmouseさんは7月22日に告発動画を公開し、VShojoの運営体制に疑問を投げかけました。
以下は、動画の日本語訳です。

私はVShojoを脱退します。残念ながら、ここ数か月の間に、VShojoに誤った情報を与えられていたことが判明しました。現時点で私が把握している情報によれば、私は支払われるべき多額の資金を受け取っていないと考えています。

そして、私にとって何よりも心を痛めているのは、私の人生で最も重要な存在である「免疫不全財団(Immune Deficiency Foundation」に対して、VShojoが50万ドル以上の寄付金を支払っていないことです。

これがどれだけ重大なことか、自覚しています。そして私は、正直に皆さんにすべてを伝えたいと思っています。でも今のところ、弁護士からの指示で法的手続きが進むまでは詳細を語れない状況です。いずれ必ずすべてをお話しできる時が来ると思いますが、今はただ「私はもうVShojoに所属していない」という事実だけを伝えさせてください。

少しだけ時間をいただいて、私のことをまだ知らない方に向けて自己紹介させてください。初めて私のことを見ている方も多いと思います。私はCVID(分類不能型免疫不全症)という病気を抱えており、非常に免疫が弱く、頻繁に病気にかかるため、長期間自宅に閉じこもる生活をしてきました。

その孤独を埋めたくて配信を始め、少しでも友達ができたらと思ってVTuberになりました。当初は数人に見てもらえれば満足、という気持ちで気軽に配信していましたが、顔出しには不安があったため、友人にすすめられた「Facerig」というアプリでアバターを使い、VTuber活動をスタートさせました。

本格的に配信を仕事にしようと意識したのは、2020年にVShojoから加入のオファーを受けた頃です。ただ、当時の私は「雇われる価値のない人間」と思っていたので、法人VTuberになることにかなり躊躇していました。

私は病気の影響で生活も不安定で、人を信用するのが怖く、匿名性の維持も心配だったため、加入には長く悩みました。でも最終的に、私はVShojoに参加することを決意しました。

今このような形で離れることになり、その理由をすべてお話しできないことがとても辛いです。ただ、現在共有できる情報としてお伝えしたいのは、「私は会社にとって必要不可欠な存在」と言われ続け、それが精神的なプレッシャーになっていたということです。

「あなたがいないとダメだ」「残ってくれないと皆が困る」と言われることで、私はまるで自分が責任を負わなければならないような気持ちになり、罪悪感を抱きながら契約にサインしてしまったというのが正直なところです。

私はこれまでプライバシーをとても大事にしてきました。そのため、VShojoが支払い代行をしてくれていたことは助けになっていたのです。しかし最近、自分で資金を管理したいと考えるようになり、残りの資金を引き出そうとしたことが、今回の件につながりました。

私はこれまでにConnorさんと共に約400万ドル(約6億円)以上を免疫不全財団のために集めてきました。その中にはTiltifyを使った募金や、配信イベント(Cyclathon、チャリティーオークションなど)があります。

特に「Subathon(長時間サブスク配信)」では、自分の収益の半分を免疫不全財団に寄付してきました。最初のSubathonのときは、Twitchの収益から出たため、VShojoが私の代わりに速やかに寄付をしてくれ、イベントは大成功でした。

しかし、次のSubathonでは、51万5000ドルもの寄付金をVShojoに託したにもかかわらず、1年が経っても寄付が実行されていないのです。

免疫不全財団は、私にとって本当に大切な存在です。病気に苦しむ人たち、私のような状況の人々を支援してくれており、私が人生のどん底にいたときに助けてくれました。その恩返しをしたかっただけなのに、今はただ心が折れてしまいそうです。

今この場ではこれ以上詳しく話すことはできませんが、簡単に要約すると以下の通りです。

  • 私は未払いの報酬を受け取っていない可能性がある
  • 免疫不全財団への寄付金51万5000ドルが未送金のまま
  • 現在、法的手続きの関係で全貌は話せない
  • 今後は個人VTuberとして活動を続ける

この動画からの広告収益もすべて免疫不全財団に寄付します。動画の概要欄にはTiltifyの募金リンクを貼ってありますので、もし支援したいと思っていただけたら、そちらから直接寄付していただければと思います。

今月中に、免疫不全財団への支援のための特別配信イベントも行う予定です。仲間たちと一緒に、楽しくて明るい一日になるような配信にしたいと思っています。

最後にひとつだけお伝えしたいのは、「VTuberという存在が、世界にポジティブな力を届けるものである」ということを、私はこれからも証明していきたいという気持ちです。

本当にありがとうございました。そして、心から申し訳ありません。

勇気のいる告発だったよね。

VShojoをめぐる運営の問題点

寄付金の問題だけではありませんでした。日本側の人気メンバーksonさんは、報酬未払いが1年以上あったことを配信で明かしました。さらに、運営側からの連絡不足やグッズ関連の遅延なども指摘されています。

VShojoの内部構造と資金問題

VShojoの日本部門CEOである牧野氏の説明によると、

  • 本社の資金運用に関与できていない
  • 寄付金が運営資金に流用されていた可能性がある
  • 日本側も給与カットが続いていた

こうした証言から、VShojo本体の資金難とガバナンスの脆弱さが浮き彫りになっています。

VTuberの運営って闇だらけなのかな。

VShojoの大規模脱退騒動とは?

Ironmouseさんの告発を皮切りに、他のメンバーも次々と脱退を発表。

主な脱退メンバー(2025年7月22〜23日)

メンバー名脱退理由・内容
Ironmouse寄付金未払いの告発と脱退
kson報酬未払いを理由に即時脱退
Projekt Melody心を痛めながら脱退を発表
Henya法的対応中としつつ脱退を宣言
NOVAメンバー4名全員が連名で脱退を発表

さらに、AmaLeeやHarukaなど米国側のメンバーも続々と脱退を表明し、タレント一覧からVShojoの名前が次々と消えました。

悲しいね。。

VShojo運営はなぜ説明しないのか?

現時点で、VShojo本社から公式な謝罪や説明は発表されていません。公式サイトやSNSは沈黙を続け、責任者であるTheGunrun氏の動向も不明なままです。

運営側の説明責任が果たされていないため、ファンの間ではさらなる不信感が広がっている状況です。

VShojo解体の兆しとファンの反応

すでにほとんどのメンバーが独立を表明し、VShojoという組織そのものが機能していないように見えます。

ファンの主な反応

  • 「誰も残っていない、実質解散では」
  • 「タレントを守る契約が裏目に出た」
  • 「これを機に業界全体で契約内容を見直すべき」

個人として活動を再開しているメンバーも多く、ファンは引き続き彼らを応援しているようです。

まとめ

寄付金トラブルをきっかけに、VShojoは多くのメンバーが脱退し事実上の崩壊状態に。
しかし、脱退したメンバーたちはそれぞれ前を向いて活動を継続しています。

今回の出来事をきっかけに、ファンとクリエイターがより良い環境を作っていける未来に期待したいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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